愛媛労働局は3日、県内の最低賃金時給を10月3日から16円引き上げ、696円に改正すると決定したと発表した。局によると、県内の労働者約50万人のうち推計で約1万人の引き上げが必要になる。16円は22年ぶりの高水準。
 2015年度の改正は、愛媛地方最賃審議会が8月7日に16円の引き上げを答申。公示後、異議の申し出が1件あったが、審議会は16円の引き上げを適当と再答申していた。